虹を教えてくれた君
「言ったろ?定期的だって。あっちのことは何も書かれてないから」



もう何年も同じように手紙がくる。


正直、手紙の意味なんてないから。



そう考えながら、また光のほうを見ると隣に座っていた光が泣いていた。



「えっ?光?どうかしたのか?」



いきなり泣き出して俺は焦る。



何か変なこと言ったかな?




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