【よるの会】ふぃよるどの宿題帳
睡眠十分、お腹もいっぱいになった彼女たちは、深夜恒例の散歩に出かけた


自分たちの町内に見知らぬ子がいないか

彼女たちが闊歩するその姿は


まさに歌舞伎町の夜そのものである


今日も町の安全を確かめた彼女たちは、家に戻り、僕に食事をせがむ。


僕には彼女たちの言葉は分からない。伝えたいことは体や態度で表現する子たちだから。

それとも、彼女たちが米国生まれだからかな?



「しっかしまぁ…」

陽が登り切る前にベッドに入り、夜を待つ


頭を撫でたり、手をマッサージしたり…


この生活は今に始まったことではない





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