僕とサンタクロース。
・クリスマス・
僕の名前は、優太。5歳

今日は、年に1度のクリスマス。

「ママ!サンタさん、来てくれるかな?」

「そうね…優太が良い子にしてたら来るんじゃないかしら?」

椅子に座りながら、早く夜にならないかなー…と、ワクワクしていた。



「パパ、今日サンタさん来るんだよ!」
ケーキを美味しそうに頬張りながら、優太は嬉しそうに言った。

「でも、優太…眠っている子供達しか、プレゼント貰えないんだぞ」

パパは、ビールを片手にニヤニヤと笑っている。

「えー!?」

「サンタさんは、とっても恥ずかしがり屋さんなんだ…」

「そうなんだ…」


ーサンタさんに、会えないんだー


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