結婚恋愛


そんな美世を見て、母親は寂しいため息をついた


「ごちそうさまでした。お風呂に入って寝るわ。明日も早いのよ」

「いい年した娘が、仕事ばっかりなんて・・・」

「さて、寝るかな。わしも明日は早いんだ」


祖父は腰を叩きながら、居間を出ていった


「おじいちゃんも、ひ孫の顔見たくないのかしら・・・?」


熱いお茶を飲みながら、母親は1人深いため息を漏らした


< 27 / 706 >

この作品をシェア

pagetop