結婚恋愛


マンションの鍵を開けて、暗い廊下を静かに歩く

帰りに少し酒を飲んで来たので、体が若干熱い


────カチャ・・・


美世の部屋となったゲストルームを開けて、彬はベッドで眠る美世を見下ろす


「・・・・・・楽しくない・・・」


呟いて、彬は美世の頬を手の甲で撫でる


「う・・・ん・・・」


身をよじる美世を見つめて、彬は微笑む


「・・・おやすみ」


撫でた頬にキスをして、彬は静かに扉を閉めた


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