空がもしも海ならば






教室に帰るとふてくされてる薫がいた。




「どないしたん?」




「良介が一緒に帰られへんって…。杏、一緒に帰ろ」







「ごめん。今日ウチも無理やねん。」





「ふ~ん…」





もっと機嫌悪くなってしまった。





ごめん、薫のためだから許して。









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