-Promise-

◎弟



似ていた

大好きだった人と似ていた

だから私は目がはなせなかった



――…次の日



思い体を無理に叩き起こす

泣きつかれ寝てしまった
目は充血して真っ赤になっていた


「凛!いい加減起きないと遅刻よ」


母親の声で時計を確認すると
学校開始時刻まで残り30分をきっていた


(…ゲッ)


意識が朦朧とするなか体を叩き制服に身をとおす


『いってきます…』


ボソッとそうつぶやき玄関の戸をしめた。


いつもなら
玲二が迎えにきてくれて
2人で手を繋ぎながら…



三年間
それは当たり前の行為だった


どうして…
今私のそばにいないの??
私の隣は…玲二の場所だったのに





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