REAL HOPE Ⅰ



「じゃあジュンそろそろ行くか。」


「へ?どこに」



「走りー」



ツカサは椅子から立ち上がると、私のスクールバックを持って歩きだした


集会は毎回走るらしい。
暴走隊のツカサはそれが楽しみで仕方ないのか、うずうずしているのが分かる。



「私も行くの?」



「行くに決まってんだろ」



そう言ったツカサは振り返って立ち止まっている私に当たり前かのように言った



「この前の集会はレツの車乗ったんだろ?でも今日は創立集会で先代も来てるし多分無理だろうから、誰かの車乗せてもらえ」



ツカサが説明するように話し出す



てか


「何で先代いるとレツの車乗れないの?」



そう首をかしげる私にツカサは「知らなかったのか?」って感じで



「基本総長の車には自分の女しか乗せられない事になってるからな、」



は?そんな決まりあんの?



どうやら私は本来あの車に乗っちゃいけないらしい






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