REAL HOPE Ⅰ



私はふとレツの顔を見ると、額にはかすかに汗がにじんでいる



その時心臓がトクンと鳴った



「……それで?」




「あ?」



私の意味わかんない言葉にレツが反応する




「それで私の事探してくれたの?」



少しの間の後、私の腰あたりに回していた腕にギュッと力を入れたレツが



「あぁ、」




ドキドキする。






レツのよく通る声が

凄く心地良かった…




「俺……」






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