REAL HOPE Ⅰ
「あぁ、そういやぁミサキも北浦高校か」
ツカサが思い出したようにそういった。
ツカサ ハルマ レツは中学から一緒だと前に言っていたから
どうやらミサキとも接点があるらしい。
てか……
「レツ?」
レツはいまだに私の腕を掴んだまま
隣ではミサキが面白そうに笑いをこらえている。
「独占欲丸出しだな。」その小さなミサキの声を聞くと、レツは小さく舌打ちをして
私の腕を引っ張ってリビングを出た。