REAL HOPE Ⅰ
「…ねぇレツ」
レツの機嫌は三日間もそのままだった。
無視かよ、無視はないんじゃないかい?
だいたい何で怒ってんのか言ってくれないと分からない、
私のイライラはすでにMAXボルテージだ…
「ッちょっと!!」
そう食って掛かろうとした私の両腕をレツが少しだけ乱暴に掴む
「痛ったいなぁ、何すんの!!?」
狭い車内は私の大きな声が響いて、運転手の総ちゃんがビクッと震えたのが分かったような気がした。