夏の夢・夏の香り・私のトナリ
………俺は…寝たフリをして、耳を傾けていた。


眠っていたのだが、メルが誰かと話しているのが聞こえて深い眠りから、浅い眠りへと変わり…目が覚めてしまったのだ。


メルメル達が居なくなってから、俺は…ゆっくりと上半身を起こした。


誰も居なくなり、暗闇に静寂が戻った…。

さっきまで居たメルメルの姿は無い。

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