中途半端なオトコマエ!
さて、どうする。

考えるまでもない。

オレは、近くのコンビニへ向かった。

気持ちを切り替えて、アルバイトをしようと思ったのだ。

オレは、生きて行かなくてはならない。


生きるとは……

今のオレにとっては、悲しいかな、歌以前のことだ。

家賃を払い、飯を食べていくということだ。


そのコンビニでは、以前もしばしばアルバイトをしていた。

オレは、遅刻も無断欠勤もしない。口答えもしない。

人当たりがいい。特に女性客には人気がある。

(だって10年も芸能界で生き延びていたのだから)

コンビニの店長から、かなり信頼されていたのだ。

もしかすると、元の事務所の社長よりもコンビニの店長の方が、オレを認めてくれているんじゃないか。

ある意味、すごく悲しいけど。

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