二度目の君へ
1 奇跡!
コンコン

誰かが私のドアをのっくした。

私、河野明美(コウノアケミ)は
16歳の高1。
容姿端麗なわけでもなく
成績優秀なわけでもなく
ただの
『要領がいい子』



「あけみ〜?入るわよ〜!」



お母さんが嬉しそうな笑顔をこぼしながら
隣のイスに座って話始めた。



「あけみ!大ニュース!なにがあったかあててごらん?」



「え?んー・・・。誰かイケメソがここにきた!」



ありえない答えを言う私。



「残念っ!でも『イケメソ』だけはあってるわよ!」



イケメソだけあってるっていわれても・・・。
そんなのお母さんからみての『イケメソ君』でしょ!



「えぇ。。わかんなーい、降参!」



「すごいのよ!新沢さんが戻ってきたの!」



『新沢さん』??

え・・・?

えぇぇぇぇ!!

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?

『新沢』さんが戻ってきたのぉ???
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