人の恋を笑うな
私は帰り、茂徳の会社のロビーで彼を待っていた


『なんだ?まだ話しの続きあるのか?』


『うん…』


『めんどくさい奴だな。ラーメンでも食いに行くか?』


『うん!』


会社から少し離れた高架下に、昔からいってるラーメン屋があった


『昨日ね、私社長にコクるだけコクって、ダメならもう要と付き合おうとズルイ気持ちで社長誘ったんだ、飲みにね』


『別にズルクはないさ。大人の選択だ』


『昨日はなんか社長のほうから酔っちゃって…いきなり好きな女にフラれた〜だって』と私は笑った


『イケメン社長が?』


『誰にだと思う?ねねさんにだよ』


『…』


『高校生の頃から好きだったんだって…でもアッサリフラれたらしい。昨日の社長は格好悪かったな…それみて余計惚れたの。格好悪い社長もイケテる社長もみんな引っくるめて、私は好きなんだって思った…馬鹿だと思われるし、笑われるかもしれないけど…』


『笑ったりしないさ。人の恋笑うほど俺冷たくないから』


『まあ、結果私もフラれてしまったわけなんだけど…いいよね、また誰かに出会えるかもしれないから』


『痛恨のミス!と言いたいけどまた出会えるよ』


なんだか今日はラーメンの湯気が目にしみた…泣きながら私は炒飯を注文した


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