押し掛け三人組


部屋の鍵を開けながら、ため息をつく…




「美雨、あきらめな!」



由美ちゃんと憲ちゃんに急かされながら、仕方なく招き入れた…




もちろん、二次会が自分の部屋だと分かった瞬間、猛抗議した。



部屋が散らかっている訳ではないが…


彼に見られるのは恥ずかしかった。



しかし、二人の攻撃や彼の好奇心いっぱいの顔に負け


泣く泣く二次会は決行となった…








「さっ、光もボケっとしてないで、座って!」



部屋に入るなり、由美ちゃんがいそいそと買ってきた物を手際よくテーブルに並べた。




 「『乾杯ー!』」











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