『お題』ください。短編小説の種になります
アルフは一目で、彼女のことが分かったのだ。


アルフに植えつけられた、悪魔の卵。

彼女は今、それを、意識の下で暖めて、育てているのかもしれない。

いつか、突然、カラを脱ぎ捨て羽化するために。

マルグレッドは、背中が寒くなった。



アルフの犯行の手口と照らし合わせて、今回の犯人を知る。

そのために、警官になっていたウルカに協力を頼んだ。

けれど、

そのウルカが、今回の犯人ではない証拠がどこにある?

ウルカは、もうとうに、アルフにもらった美しい羽根を広げて、自在に羽ばたいているのかもしれない。




おわり。



何でこんな話に・・・魔界モノにするはずが、突如これに・・・
一気に出来上がっちゃったのですが、こういうの書いてるとき、自分が怖いんです・・・

お題下さった優曇華さんが8月に復活させるはずなので…

なんとかそれには間に合った。


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