マカロン
バスケ部軍団は狭い廊下で見るとかなり迫力あるな。

コウタって声かけようって思った瞬間に、

コウタが私に気付いた。

「ユイ。」

「コウタ、今日OKだから。」

「何ー、コウター、ユイOKって。やらしー?」

バスケ集団のひとり、ずば抜けて背の高い高田クン。

「ばかー、高田クン。ショウの合格祝いのことだよ!」

なぜか、顔が赤くなる私である。
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