ねぇ、笑って。
P.S. 海ヶ崎君、あのね

俺は、千鶴のことを忘れない。



千鶴のことが好きだって気持ちも。


あの日から、1ヶ月が過ぎた。


俺は千鶴の最後の願いを守っている。


なぁ、千鶴俺は変わってみせる。


上から見ててくれよな。



 
千鶴の手紙には続きがあった。



P.S.
海ヶ崎君、あのね。

海ヶ崎君が時々見せてくれた笑顔は、とっても素敵だった。

何でいつも笑っていないかは知らないけど、きっと笑っていたほうが素敵だよ。

だって、私が海ヶ崎君を好きになったのは入学式のあの日。

海ヶ崎君がそっとほほ笑んだからだよ。

最後にわがまま言わせてね。

別に、聞いてくれなくてもいいよ。





千鶴、大好きだ。



 
< 71 / 74 >

この作品をシェア

pagetop