本当に大好きだった

学校生活開始

―さくらsaid―


今日から本格的な授業が始まる


いつもの様に朝をむかえて学校の準備をしていたら使用人さんが部屋に入ってきて


「お嬢様お車の準備が整いました」


「は～い」


「では行ってらっしゃいませ」


「行ってきます」


車に乗って20分経ったくらいに運転手さんが


「お嬢様，学校に着きましたよ」


「は～い。行ってきます♪」


車を出ようとしたら隣に黒い車が止まった


「絵梨奈っ。おはよう♪」


「おはようございます。」


校門の前で絵梨奈と話していると視線が集まるので教室に向かう事にした。


「おっはよ～」


教室に入るとアキ君が挨拶してくれた


「おはよう。アキ君」


「おはようございます。」


「それより朝の車凄かったね」


「そんなことないよ。優蘭のときはみんな車だったもん。ねぇ絵梨奈。」


「えぇ。」


「さすがお金持ち学校」


アキ君と話していると教室のドアが開いた


「英紀おせーよ」


「アキ黙れ。寝不足なんだよ。」


「うわぁ。めっちゃ不機嫌。」


「浅倉君おはよう」


「はよ」


浅倉君は眠いのか，そっけない挨拶をしてきた。4人で話していると


「英紀ぃ～」


と女の子の声が聞こえてきた