お嬢様は、最強女子!
あ…元の話に戻りますね?
実は…ほんの数分前…
―――――――数分前
「律夏!待ちなさい!!」
雅玖が叫んでる。
あぁ、雅玖って言うのは、私の父親。
有栖 雅玖
一応、有栖財閥の社長。
「絶対やだ!!何で、あたしが帝京なんかに行かなきゃいけないの?!」
「律夏…。止まりなさい?」
…でた。
この鬼のような笑みでこちらを睨んでいるのが、母
有栖 凛紀
さっき話したとおり、超能力者。
しかも、ナゼか元・族の総長。
その族の名前が、『紅蓮』。
私の弟。〔律〕が入ってる族。
。