噂の姫!?



「まぁ、いいんじゃない?彼氏とかを作るのも」

「梓は?」

「うん?」

「いないの?好きな人…」

そう言うと梓はニコッと笑ってでも、どこか悲しげに言った

「いるよ。完全な片思いだけど……」

「そっか…梓もがんばってるだ…」

「桜もがんばりなよ!!」

「うん…」


梓はそう言って自販機にジュースを買いに行った。


「恋か……」

「誰が恋だって?桜ちゃん♪」

「うわ!!!」

「ビックリした?」

「ビックリしましたよ…脅かさないで下さいよ。俊介先輩と英介先輩」

「なになに、恋の話し?」

「いや、あなた達に言うと隼人にいいそうなので言いません!!」

「え~ぇ~ケチ―――!!」


そう言って俊介先輩は頬っぺたを膨らませていた


「そんなことしても、かわいくないぞ、俊」


そう言って俊介先輩の頭を叩く英介先輩

なんだかんだ言って2人は仲良しだ。


「ねぇ!!桜ちゃん、さっきの子友達?紹介してよ!!」

「え?梓ですか?」

「そうそう♪俺好みなんだ♪」


へぇ~以外

見た目によらずさばさばしてる子がすきなのかな?


「まぁ、聞いてみます」

「おう!!ヨロシク!!」





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