噂の姫!?


うぅ!!気まずい…

どうすればいいのかな?

やっぱりやるって言った方がいいのかな?


そう思いながら、どこかの会社の前で立っていると

「おや?キミ達…コンテストの時の」

「あ、おじさん」

「入る気になってくれたんだね?じゃあ、こっちにおいで」

「え?え?」


そう言われて建物の中に強引に連れて来られた

「ここで、待ってて」

そう言って通されたのは応接室――…

結構広い…

あたし達はソファーに座って先の人を待っていた

「お待たせ…じゃあ、この書類にサインしてくれるかな?」

出されたのは契約書―――…


あたし、どうしよう…

でも、隼人はやりたいっていってたし…

書くべきかな?


「どうしたんだ?」

「あ…あの、あたし…」

「彼女はしないんです」


へぇ?隼人?


「そうなのかい?」

「え?……まぁ…でも、隼人が入るなら…」


え?あたし何言っちゃてんの!?




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