べいびー☆ぱにっく
「では、もう知ってるみたいだな。転校生を紹介する」
担任が言うとみんな教室の入り口に注目した。
「………」
結構明るくどちらかというと五月蝿いクラス。
そんなうちのクラスがここまで静まりかえったのは初めてかもしれない。
入り口に立っていたのは
いわゆる
不良さん
マンガから飛び出してきたような不良さん
…てゆうかマンガでしか見たことないような不良さん
ふと愛弓に目をやると
「外国人じゃない!!」
というような絶望的表情をしている。なんかおかしくて笑いを必死に堪えていた
「おい。」
……え?
一瞬自分に言われているとは気付かなかった
「おい!!そこの女。何笑ってやがる。」
不良さんがアタシをかーーなーーりーー睨んでいる
「え?」