煙草の味は恋の味
フユカの恋

ハルの家に行ったときだった



―フユカ?

―なんでしょう?

―おいで。

ハルの長い脚の間に入って

後ろから抱きしめられる。
あたしはこれが大好き。

―話があるんだ。

あたしの髪を撫でながら

ハルが言う。

いつもの、優しい声で。

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