イトデンワ。
第1章。





彼とは、
遠距離恋愛中。







東京⇔神戸







神戸に、
転勤した彼。






東京に、
彼を待つ私。







中々、
会う時間が取れない彼。







一緒に過ごしたのは、
いつ頃だったかな?







そう考えてしまうぐらい、
彼と過ごす事は…ない。







唯一、
お互いの気持ちである繋がりを確認出来るのが…声。



電話のやり取り。







声を聞くと、
彼が落ち込んでいる事、
色々な事が…感じ取れる。







『今日、取引先で…さ!高校の同級生と会ったんだよ。』







電話で話す彼の声。







明るくしていても…







『何か…あった?』







突然の私の問いかけに、
黙り込む彼。







『何か…あったんだね。』







もう1度の問いかけ。







『何で、分かった?高校の同級生で…卒業の日、「また、会おう。」そう約束した奴が…』







亡くなった事を聞かされた彼。







電話の向こうで、
啜り泣き。





< 1 / 137 >

この作品をシェア

pagetop