イトデンワ。
『う…うん。泣かせてしまうぐらい酷い言葉を?』
『あぁ~』
泣かせてしまった言葉は、
どんな言葉?
彼女だから、
聞いても可笑しくはない。
しかし、
ダメと!!言い聞かせているもう一人の私がいる。
私の肩が、
人とすれ違い様に…
『すみません。』
謝る私を、
睨み付ける。
『痛いだろ』
『すみません。』
『おい、お前何回、謝らせるつもりださっきので、充分だろ行こう』
その場から離れようとしたその時、
腕を掴まれた。
その姿を見て睨み、
掴む手の腕を強く握り腕から離す彼。
『コイツは、丁寧に謝ったそれも、2回もそれ以外、何があんた達の方が、一番困るんじゃねぇのか騒ぎの報告を受けたお巡りが来るぞ』
睨み付けた後、
その場を去る男性達。
『大丈夫か!?』