語り
〜青春〜


俺達にも青春と言う物が
有ったなら

それは
仲間と共に過ごし
笑い

何も考えずに走り回った
あの頃だと思う

あの頃は
親や世間に対し素直になれず

不良と呼ばれ
背中ばかり向けていたけど

仲間の前では
本当の笑顔が有って

仲間がいつも
笑いかけ

仲間が全てと
思い込み

仲間と夢を追い掛けて

言いたい事は口に出し

全てを捨てて
走ってた

こんな自由気ままに
生きて来て

派手に荒れた十代は

気付けば
鑑別
少年院

一生一度の
人生で

後悔したと思っても

それもまた
経験で

それも俺の
青春で…


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