俺の彼女は,隣の男と浮気中!?【短編】
一応、ごはんでも作ろうと思ってキッチンへ向かった。

俺は彼女よりは到底料理かなわないが、一応大抵の男よりは料理ができる。


彼女は日曜は何も食べてこないから 俺が料理つくっておくことは、
実はここ最近習慣づいてたり…。


米はあるから仕込んでおき、

楽チンなカレーでも作ろうとじゃがいもなどの皮をむいたり

食べやすいサイズに切ったりして
ぐつぐつ煮込んだ。


「夕菜ちゃんは、肉は鶏肉派だからあ」


1人ごと言っては彼女の好みに合わせたご飯を作る。



そんなこんなで、その日はそれでおわってしまい、俺はなんだか疲れて気づけば寝ていて、夕菜ちゃんとは朝顔あわせただけでおわった。

また同じ毎日が続いた翌週の日曜日の夜ーーー。



また同じカレーをつくっていたら完成と同時に俺の携帯が鳴り始めた。


俺は火をとめた。


「なんだよこれから弱火でぐつぐつ煮なきゃいかんのに。」

文句をついた。


おたまで一回鍋の中をかき回して蓋をして
サッと手を洗い、付近で手をふいたら

俺はうるさい携帯を手に持った。


「?」


見慣れない番号に俺は首を傾げて、携帯の画面を
黙ってのぞき込んだ。



< 38 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop