永遠の星空
雅大は、公園にいた。


 ―来てくれるんやろか。。そういや名前も聞いてへんかったな。

もう1時間も過ぎている。

 ―残業してるかもしれへんしな。連絡先もなんも聞いてへんかったからな・・・・


カンッ!カンッ!


しばらくして、公園の入り口からヒールを鳴らす音がした。



あ、あのコだ!


雅大は、入り口の方に目をやった。


そこには、必死で走ってくる茉莉の姿があった。。


「ハァ~ッ。ゴメンナサイ。遅くなっちゃって。。。」


自分のために必死で走ってくる茉莉の姿をみて、
雅大は思わず抱きしめた。

「えッ?!」
「そんな走ってこやんでもええのに。」
「だって、待たせてると思ったら走らないとと思って。」

茉莉は、いきなり抱きしめられてびっくりしたが、
雅大の胸はとても広く、何かに守られているみたいで心地よかった。
「とってもいいにおいがする・・・」
「そう・・かなぁ?そういえば、名前聞いてないけど、なんていうの?」
「茉莉です。」
「茉莉ちゃん言うんや~。茉莉ちゃんもええにおいするやん。
 女の子の香りや。」

お、女の子の香り?なに?この人・・・

茉莉は、パッと離れた。

「え?オレなんか悪いこと言った??」
「女の子の香りだなんて!みんなにそんなこと言ってるんでしょ!遊んでる人が言う言葉だわ!なんて不潔な人!」
「ち、ちょっと待ってよ!オレ、遊んでない!それは天に誓う!ただ、茉莉ちゃんが・・・」

茉莉は顔を上げ、雅大の目を見た。

「茉莉ちゃんは、男を引きつける魅力を持ってる。
 オレもそれに、魅力を感じた一人。」
「え・・・」

雅大は再び茉莉を抱きしめた。
今度は、離れないように、ギュっと。


「食事でも行こうか。なんでもええか?」
「あ、ハイ」

茉莉は、自分の言動に戸惑っていた。

 こんな訳の分からない人に食事に誘われてついて行くなんて。。。
 抱きしめられても、逃げられなかった。。。
 これが・・・恋?
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