EMERALD


0%の可能性なんて、挑戦するだけ無駄だ


「朝から何考えてんだろ・・・」


ベッドから勢いよく飛び下りて、世羅はカーテンを全開にした

部屋を、朝陽が照らし出した


「朝ごはん、食べよ」


着替えて、世羅は1階へとおりていった







紅茶を飲みながら、目の前の庭へと視線を向ける

今日も、いつもと変わらず綺麗な庭だ


「ふぅ・・・。暇だし、ケーキでも焼こうかな」


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