EMERALD


おかしそうに笑うエドに反して、レオナードは真剣な目


《分かってる。こっちで面倒なこと起こしたら、帰国した途端、エマに殴られる》

《訂正してあげよう。帰国する前に、エマがこっちに来て、殴る》


枕元で、RUBYのような輝きを放つ薔薇を窓際に移して、レオナードはエドに笑いかける


《アハハ!・・・・・・あり得る》


絶望的な顔と声で、エドは先を行くレオナードの後を追った


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