Black★Joker【完結】
何て言おうか迷っていると、龍馬はあたしの頬にそっと手を当てた。
その指先は何かを確かめるように頬を伝った後、離れた。
「俺と付き合わない?」
「……え?」
龍馬のあまりに意外な言葉に驚いて目を見開く。
付き合うって……どういう意味……?
あたしのことからかってるの……?
それとも、いつもみたいにふざけているだけ?
「俺、美空のこと好きかも」
好きかも……かも……かも?!
「かもってどういうこと?何でそんなに曖昧なの?!」
好きか好きじゃないかって、今この状況では物凄く大事なことなのに!!
興奮して大きな声で聞き返すと、龍馬は苦笑いを浮かべた。