Black★Joker【完結】

何て言おうか迷っていると、龍馬はあたしの頬にそっと手を当てた。


その指先は何かを確かめるように頬を伝った後、離れた。



「俺と付き合わない?」


「……え?」


龍馬のあまりに意外な言葉に驚いて目を見開く。


付き合うって……どういう意味……?


あたしのことからかってるの……?


それとも、いつもみたいにふざけているだけ?


「俺、美空のこと好きかも」


好きかも……かも……かも?!


「かもってどういうこと?何でそんなに曖昧なの?!」


好きか好きじゃないかって、今この状況では物凄く大事なことなのに!!


興奮して大きな声で聞き返すと、龍馬は苦笑いを浮かべた。




< 114 / 381 >

この作品をシェア

pagetop