Black★Joker【完結】
「おー、久しぶりだな」
「うん!久しぶりだねっ!!」
息を切らして走ってきた美空の頭をポンッと叩くと、何故か美空は嬉しそうに微笑んだ。
その顔は、今まで出会ったどの女よりも眩しくて。
美空……男にモテるだろうな。
綺麗というより、可愛い顔。
ちゃっちゃくて目がクリクリしてて、小動物に例えるとしたら……リスだな。
いや、違う。猫……?それとも犬?
美空には口では表しづらい魅力がある。
美空の魅力はきっと俺だけじゃなく、他の男も感じとっているだろう。
でも何故かそう考えると、少しだけイラっとした。
「なぁ、この学校って可愛い子多くね?」
「……」
横を通り過ぎた女に視線を向けながら美空に尋ねる。
「なぁ、聞いてんの……――」
そう言い掛けて俺は思わず目を見開いた。