Black★Joker【完結】
「うちの学校の不良君って龍馬と全然違うよ?」
「……?」
美空の学校の不良が俺と違う?
そりゃそうだろ。俺とそいつは赤の他人なんだから。
なんでそこで美空の学校の不良君の話になるんだよ。
やっぱり意味分かんねぇ。
「つーかさ、その不良と俺を比べる意味が分かんないだけど」
「え?だって、龍馬って不良じゃないの?」
驚いて目を丸くした美空に負けず、俺も同様に目を丸くした。
「あのさ、俺は不良じゃないから」
「じゃあ、何?」
じゃあ、何って言われても。そんなの答えは一つだろ。
「工業高校に通う機械科二年の神谷龍馬」
俺がそう答えると、
「……でも、喧嘩はするの?」
美空は遠慮がちに俺の拳を指差した。