彼氏はアイドル!?
「…まさか好きになったとかじゃないでしょうね。」

「そういうわけじゃねぇけど…」

「…璃音が好きなんじゃなかったんですか?」

その言葉が英太の癇に触った。

「うるせーな!俺がずっと璃音を好きじゃなきゃいけないのか?あいつは俊が好きなのに…?」


「…」


英太は
黙り込む昌を睨むように部屋を飛び出した。


昌の言ったことが妙に頭にきた…

確かに璃音の事がまだ忘れられていなかった…

だけど…

「仕方ないじゃん…」
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