噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「そ……か。だよな。その方が、コハルちゃんらしーよな。

晴弥も、コハルちゃんのそ~いうトコが、好きなんだと思う」


「……そぉなのかな」


「そ。ピュアでひねくれてなくてさ。

無垢で可愛らしい、そういうトコが好きなんだと思う。

あ、オレもなんだけど?」


って言って、タツは笑っていた。









どっちみちダメ元のオーディションだもん。


練習したって、受かりっこないし。


それなら、


晴弥を裏切る行為、したくないもん。





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