Not Forgiven?



「うん」

「もうっ!!
ちーちゃん、今度からそういう時は僕に電話してよっ」

「だって由稀授業中じゃない」

「大丈夫。
ちーちゃんからの電話やメールは授業中でも音鳴るように設定してるから」

「それじゃあ余計にかけられないね」



私の答えが不満なのか、膨れっ面の由稀。


相変わらずトゲトゲツンツンしてるリューク。


まだ何やらぶつぶつ呟いている稜ちゃん。


そんな様子に、どこを微笑ましく思っているのか謎だがニコニコ見守る慶ちゃん。


そして、今遅めの夕飯を作っている私。



< 143 / 308 >

この作品をシェア

pagetop