Not Forgiven?
「………テメェら、ちょっとは黙らんか」
「「すみません…」」
((裏キャラだ…))
さっさとイスに座らせたら、さっきまでの勢いはどこへやら、借りてきた猫のように縮こまってしまっている。
「千夏、俺も何か手伝えることはあるか」
買い置きしてたはずのおそうめんを探していると、稜ちゃんがキッチンに入ってきた。
見つけて袋を手に取り、稜ちゃんの方へ向き直る。
「おそうめんなんて茹でるだけだし、大丈夫だよ?」