ベストラブ
第2章*友情…、永遠の別れ。
次の日、


夏海が用意していると、インターホンがなった…

「はぁい…。」



ガチャッ…



裕也…




「裕也!!どうしたの!?」



『えっ!ううんっ。一緒に行こうと思って!!』




「あっ…うん、ちょっと待ってて!!」




夏海はこないだ何で怒っていたのか聞きたかったけど、登校中に聞こうと我慢した。





裕也は玄関に上がると夏海の姿を見つめる。。。



あっちでバタバタ…
こっちでドタバタ…

二階に上がって降りて来たと思えばマタ上がる、


(どんだけ上がったり下がったりするんだよ…)



『ヒッヒッ…ヒッ』



ついに我慢できなくなった裕也は、笑ってしまった。



「ちょっとォ~そこの笑ってるお兄さん?何がそんなに楽しいわけ…?」



『えっ!?ちょっとね…ふふっ。それより早くしてくれないと俺まで遅刻になるんですけど…。遅刻魔サンっっ!!』



そういって時計を見直す裕也…。

それにつられて夏海も時計を見る。



「やっばあい…ホントだ、」


「お母さん、行ってきます!!」


そういって、元気よく玄関から飛び出した。

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