空気清浄機彼女
次の日…


朝靄の煙る中
男は公園に立っていた。

男の手にはなぜか
トイレットペーパー。

とうとうティッシュを買う金が
もったいなくなり

トイレットペーパーで
代用するほど

男の花粉症は
深刻になりつつあった。

鼻の下を赤く腫らしながら
男は待っていた。

もちろん彼女を。

どうしても会いたい。
あってもう一度確かめたい。

彼女に会えば
花粉症が治るのか。

彼女がどれほど
美しいのか。

そして
彼女は運命の人なのかを。
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