LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜
力一杯抓って、下から誠二を睨み付けてやる。
ちょっと涙目になりながらも、それでもアタシの上から退かない誠二の首筋には、赤いアトがうっすらとできていた。
この跡は、2人の情事のアトじゃない。
アタシの恨みのアトだっっっ!!!
『…ってぇよ。』
当たり前だっ!!
痛い目見せる為に力一杯抓ったんだからな!
首筋を痛そうにさすっていた誠二は、痛がる仕草もナゼかセクシーで、
アタシの目がついに腐ったかと思われる程に、色気を漂わせていた。