LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜

『まぁな、死ぬ程大事な女だから、これからゆっくり落とす予定。』


ふーん。コイツにも誰かを大事にする心があって良かったよ。


野獣じゃなくて一応人間なんだからね。


「まぁ、せいぜい頑張んな。」


『あぁそうするさ、オレを甘く見てるとヤケドするぜ。』


ケッ!寒い事言うな!


「アンタと喋ってると睡眠時間が減る!もう寝るからねっ!次噛み付いたら、本当にコロスから!」


ギロッと睨みつける為に、後ろを振り返ると、心底楽しそうにキラキラとした顔で笑っている誠二が居た。


ケッ!何なのよっ!一人でキラキラしちゃってさ!そんなに大事な女が居るならアタシの事なんか襲うんじゃねーよっ!フンだっ!


もう寝よう。何か全てがバカバカしい!
次こそは激辛料理で誠二を痔にしてやるっ!


ケッケッケーだっ!!




---1時間後---



………寝れん。


完全に誠二のせいで眠れん!変な時間に起こしやがって、肩は相変わらずヒリヒリジンジンするしっ!
もうイヤっ!!!

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