霊務2
【消えた2人ー11】



ふああ…








礼子は
街中で大あくびをし、
涙を拭いた。







「え~っと霊AにBにC

ヨロシクね。

これでアタシ今日は
帰るから
明日からまたお願いね」







「はい!
分かりました!」







ビシっと敬礼をする
三人。









うんうん



見分け、つかね。









礼子は
三人に対し手を振り
サイナラをした。









「あ~早く帰って
もずくでも食べよ。
もうダッルイわね~」









いつまでも
クビを回す礼子。








別に大して疲れても
いないのに

お疲れのようだ。








「カエルが鳴くから
か~~~えろ」








こんな
いい加減な気合いで
サキ探しは
スタートしたのだ
< 48 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop