大好きな自閉症の男の子
自閉症の男の子
その男の子(以下M君)は入学式の日に、少し変わっているという印象を受けた。


「障害があるんだよ」

担任に言われた。
助けてあげてね、と。


家に帰ってから、お母さんに自閉症だと言われた。


どうやら親戚だったらしい


私はM君とペアになった

自閉症という障害を知らなかったから、何をどう助けたらいいのか分からない。
だから普通に接した。


会話が成り立たないことがあったが、でも通じるときは通じた

普通の子と変わらない。



児童には大人気のM君。
でも…
大人は馬鹿にしていた



「あんな子」
「馬鹿だ」
っと……



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