つぶやき

17_花火

もう久しく
本当の花火というものを見ていません

こどもと一緒の
手持ち花火や
夏祭りのささやかな打ち上げ花火
それも確かに
花火
ではあるのですが……

わたしの記憶の彼方の花火は
空一面に広がる
大輪の火の粒
三尺玉を下から見上げた
大曲の花火です

まるで
空から天使が降ってくるようでした

手を伸ばせば
届きそうな
でも
決して触れることはできない
一瞬の輝き

もう一度見たいな……

何故人は
火に魅せられるのか

花火に込められた
人の思い
それを見つめる
それぞれの人間模様

花火の宴
たけなわです
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