白虎連合Ⅰ
木刀を見た瞬間、ギャル達は青い顔をして私を睨む。
涙が溢れ、化粧はぐちゃぐちゃ。
「白虎連合って自分達から手を出さへんのやろ?!」
「…………」
「あたし等今なんもしてへんのに!!!おかしいやんか!!!」
叫ぶような声が公園に響き渡る。
逃げたいのか必死に身を捩っていて。
「それで?」
タバコを地面に落とし、私もベンツから降りる。
そのまま座り込む彼女達の目の前で立ち止まり、サラシから黒の木刀を引き抜く。
「話は終わり?」
木刀が一人の女子の鼻先で止まった。
.