白虎連合Ⅰ
夜空には満天の星空。
建物のないこの地では星の数も多い。
綺麗、だなんて思わなかった。
『歩こ…』
ボロボロの制服を直す気力もない。
鞄を持って砂利道を歩き出した。
この方向で合っているかわからないけど。
とにかく帰らなきゃ。
親に連絡なんて出来ない。
知られたくない。
友達には連絡したくない。
誰も信じられない。
それほど絵里の裏切りは大きかった。
『おい、そっち山道やぞ』
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