ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「もう離れたくないって
一緒にいたいってそう思った。」


「私もだよ。」


絶対にもう離れたくない。


ずっと一緒にいたい。








「真鈴、俺のそばでずっとずっと笑って?
一生一緒にいよう?」



「え…?
ウソ…?」


尚人は私の左の薬指に


そっと指輪をはめた。


キラキラと輝いていた。




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