ピンクのタオル―恋人は野球選手―
Final

再び報告

「報告というか、お願いがありまして…」


尚人がそう言った。





「真鈴さんを僕にください。」


え…?


まさかの…?!


「尚人…?」




お父さんをお母さんは顔を見合わせて


笑った。




「幸せにしてやってください。」


お母さんとお父さんはそう言った。




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